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まずは食事を楽しませるのが食育

保育園の連絡帳などで、朝食で何を食べたか保護者に書かせることがあります。
これはきちんとした食事を摂っているか監視するためではなく、便に異常があったときのためだそうです。
例えばキウイフルーツを食べると、黒い種がそのまま便で出ることがありますが、連絡帳に「キウイフルーツを食べました」と書いてあればすぐに理由がわかります。
このような感じで、保育園くらいの子どもには「まずは何か食べてもらうこと」が最優先です。
体も小さいのであれこれ食べる必要もありません。
もちろん好き嫌いなくバランスよく食べればそれが一番ですが、朝起こして朝食を食べさせるだけで一苦労です。
これくらいの子どもの朝食に対して、誰も多くを望みません。
育児のプロである保育士も「朝食なんて何か食べてくれれば良い」というおおらかな捉え方をしているので、気負わないで食べさせましょう。
まずは食事を楽しむことを覚えれば、成長につれてさまざまな食育もできるようになるでしょう。

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